[Oracle Database] 公式Docker Imageを利用してOracle Database 19c環境を構築してみた

本記事の目的

先日、Oracle Database 19c がLinuxプラットフォーム向けにリリースされた記事を書きましたが、早くもOracle 社公式の Docker Imageが提供されましたので、検証環境にて構築手順(インストールから接続確認まで)を確認してみました。

Oracle Database 19c available on GitHub

Docker Imageを利用した環境構築手順については、上記ブログおよびDocker Imageのreadmeなどに記載されているのですが、実際に試していくつかハマッタところもあったので、備忘録を兼ねて簡単に紹介してみます。

なお、12c版ではありますが、構築手順を解説しているブログ記事(by chiroitoさん)がありましたので、あわせて参照いただくと理解しやすいと思います。

公式 Oracle Database の Docker イメージを構築

 

ちなみに、検証環境にはOracle CloudのComputeインスタンスを利用しました。
# こういう時、クラウド環境って簡単に利用できて便利ですねー。
# もちろんOracle Cloudにもトライアル環境が用意されてます(宣伝)

 

っと、前置きが長くなりましたが、そろそろ本題どうぞ!

 

 

検証内容

Oracle Database19c環境を構築するまでの手順は次の通りです。

  1. Oracle Cloud上でコンピュートインスタンスを準備
  2. Oracle/docker-images の準備
  3. Oracle Database 19cインストールバイナリの準備
  4. Docker Imageを利用した19c環境構築
  5. Oracle DB接続確認

前述のブログ記事などで詳しい解説があるので、こちらではポイントを中心に書いてきます。

 

Oracle Cloud上でコンピュートインスタンスを準備

今回の検証環境は、Oracle Cloudの標準プラットフォームとして提供されている「Oracle Linux 7.6」のイメージを利用して準備しました。

インストール要件を満たしていれば良いはずですが、ブートボリュームは少なくとも100GB程度を用意しておくのをお奨めします。
※デフォルト・ブート・ボリューム・サイズ: 46.6 GBとなっているので要注意。
そのままだと領域不足で失敗します(経験者が言うから間違いなしw)。

 

Oracle Cloudでのコンピュートインスタンス(仮想マシン)の作成手順は、以下のチュートリアル(1)-(3)あたりが参考になります。

チュートリアル : Oracle Cloud Infrastructure を使ってみよう

 

 

Oracle/docker-images の準備

「Oracle Linux 7.6」のイメージには、gitがプリインストールされていなかったので、以下の手順でインストール。

 

・docker image入手

 

 

Oracle Database 19cインストールバイナリの準備

Oracle Databaseのインストールバイナリは、OTNのOracle Database ソフトウェア・ダウンロードのページよりダウンロードできます。

今回は19c版(LINUX.X64_193000_db_home.zip)を選択してダウンロード。

ダウンロードには「OTN開発者ラインセンス」の同意が必要です。

 

OTN開発者ライセンス何それ?という方には、こちらのFAQなどが参考になると思います。

 

ダウンロードした ファイルは zip 形式のまま、先ほど準備したdocker-imagesの以下のディレクトリへ格納してください。

 

Docker Imageを利用した19c環境構築

・docker インストール

あとは、Docker Imageを利用して19cがインストールされたコンテナを実行すればよいだけ。

なのですが、またしても「Oracle Linux 7.6」のイメージには、dockerがプリインストールされていなかったので、以下の手順でインストール。

 

・docker起動

 

・opcユーザにdocker操作権限を付与(オプション)

opcユーザでdockerを操作する場合は、以下の手順でdockerグループへ登録

 

・19c用のコンテナを起動

docker imageのreadmeにある実行例を参考に、以下のコマンドにて19c用のコンテナを起動します。

 

この後もXDBインストールやらデータファイルの拡張処理が実行されますが、上記「DATABASE IS READY TO USE!」が出力されれば、とりあえずOK。

既に、Oracle Database 19cがDocker コンテナ上で動作しているはず。

 

Oracle DB接続確認

(docker runが続行中の場合は)別端末よりOracle DBへ接続してみます。

・dockerコンテナ名確認

⇒上記の場合は「0658dee10f61 」がコンテナ名と確認できる。

 

・sqlplusログイン確認

上記で確認したコンテナ名とsysのパスワード(docker run実行直後に表示されているはず)を指定して、以下のような形式でsqlplusを実行。

 

⇒ログイン成功!

 

・簡易確認

⇒PDBにも接続成功!

 

GW中に無事、Oracle Database 19c環境をゲットできました。

 

 

おまけ:解決したエラー編

上に書いた手順を参考にすれば、サクッと環境を構築できると思いますが、いくつか想定外エラーに遭遇しました。

おまけとして以下の記事にまとめましたので、興味ある方は合わせて参照ください。

[Oracle DB] 公式Docker Imageを利用してOracle Database 19c環境を構築してみた(解決したエラー編)

 

 

参考情報

※既に紹介したものも含みます。

Oracle Database 19c available on GitHub

oracle/docker-images

Oracle Database on Docker Readme

Building Oracle 19c Docker image

公式 Oracle Database の Docker イメージを構築

Oracle Container Registry
⇒オラクルが管理しているDockerコンテナレジストリ

 

 

スポンサードリンク

2 Trackbacks / Pingbacks

  1. [Oracle DB] 公式Docker Imageを利用してOracle Database 19c環境を構築してみた(解決したエラー編) - IT Edge Blog
  2. [Oracle DB] Oracle Database 19c Now Available!! - IT Edge Blog

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*