[Oracle Database] リアルタイムADDMの確認手順(SQL*Plus編)

本記事の目的

リアルタイムADDMに関するメモです。

 

機能概要

マニュアル「2日でデータベース管理者」10 データベースの監視およびチューニングより、https://docs.oracle.com/cd/F19136_01/admqs/monitoring-and-tuning-the-database.html#GUID-4451EB5B-165F-4333-8941-489E5E5B3ECE

リアルタイムADDMは、リアルタイムで自動的にデータベースを監視します。

リアルタイムADDMでは、次のような多大な影響を与える一時的な問題がアプリケーション・パフォーマンスを脅かす前に、それらを事前に検出して診断します。

  • 高CPU
  • I/Oのスパイク
  • メモリー
  • インターコネクトの問題
  • ハングおよびデッドロック

リアルタイムADDMは発生する可能性のあるパフォーマンスの問題を検出すると、データの収集をトリガーします。データはレポート・リポジトリ(AWRの一部)に保存されます。リアルタイムADDMレポートをEM Expressから表示すると、分析が実行され、結果と推奨事項が作成されます。リアルタイムADDMレポートはAWRに格納されるため、一定期間の問題の繰返しの識別に役立ちます。

 

ADDMレポート出力手順

※Enterprise Managerを利用した方が手軽に確認できるが、今回はSQL*Plusを利用する手順を確認。

 

 

ADDMレポートの取得状況確認

ADDMレポートの取得状況は、DBA_HIST_REPORTSを見れば確認できる。

https://docs.oracle.com/en/database/oracle/oracle-database/19/refrn/DBA_HIST_REPORTS.html#GUID-767A0EFB-B46F-4CFF-A4B9-580E9B96CFE7

DBA_HIST_REPORTS displays information about XML reports captured into Automatic Workload Repository (AWR).

The reports themselves belong to components such as SQL Monitor, DBOP, and Real-Time ADDM.

Each XML report contains details about some activity of a component. For example, a SQL Monitor report contains a detailed report about a particular execution of a SQL statement, or a Real-Time ADDM report contains system performance data analyzed by Real-Time ADDM.

 

・18c環境での確認例

 

 

ADDMレポートの出力

rtaddmrpti.sqlにて出力可能。

・18c環境での確認例

 

ADDMレポートの出力結果確認

出力されたHTMLファイルをローカルPCにダウンロードすれば、EMから確認した場合とほぼ同じイメージのものが確認できる。

もちろんタブ変更可能。

・出力結果例

 

 

おまけ

 

遭遇したエラー

最初はrtaddmrpt.sqlを利用しようとしたが、以下のエラーが発生。

⇒デフォルトで指定されるレポート出力期間内に出力可能なADDMレポートがなかったことが原因?

 

 

別の出力方法

マニュアルの記載だと、DBMS_ADDM.real_time_addm_report でも出力できそうだったが、解読不能なHTMLが出力されたので今回は深追いせず。

・出力用SQLのみメモ

 

 

参考情報

津島博士のパフォーマンス講座 第67回 AWRの分析について

AWRスナップショットごとのADDMよりも細かい間隔で診断できるようになりました。
これまでのADDMは、AWRスナップショットが取得されたときに実行されていましたが、MMONプロセスによって3秒間隔で自動的に実行され、メモリー内のASHデータを使用して、データベース内のパフォーマンス・スパイクが診断されるようになりました。ただし、常に診断すると負荷が大きいので、MMONプロセスが以下の問題(多大な影響を与える一時期な問題)を検出すると、リアルタイムADDM分析をトリガーするようになっています。

問題 条件
高負荷 平均のアクティブ・セッション数が、CPUコア数の3倍を超えている
I/Oバウンド 単一ブロック読取りパフォーマンスがアクティブ・セッションの基準を超えている
CPUバウンド アクティブ・セッションの合計負荷が10%、CPU使用率が50%を超えている
メモリーの過剰割当て メモリー割当てが物理メモリーの95%を超えている
インターコネクト・バウンド 単一ブロックのインターコネクト転送時間の基準を超えている
セッション制限 セッション制限が100%に近い
プロセス制限 プロセス制限が100%に近い
ハング・セッション ハング・セッションが合計セッションの10%を超えている
デッドロックの検出 デッドロックが検出された

 

Real-Time Automatic Database Diagnostics Monitor (ADDM) in Oracle Database 12c Release 1 (12.1)

 

 

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