[Oracle Cloud] IPSec(libreswan)で繋いだAWS(EC2)からOCI上のFIleStorageServiceをマウントしてみた

本記事の目的

OCIのFile Storage Service(以下、FSS)は共有ストレージとして利用が可能なため、OCI内での複数インスタンスでのファイル共有などに利用できて便利です。

さらに、以下の公式サイトのFAQよりオンプレミスから直接マウントすることも可能です。

ファイル・ストレージ・サービスのFAQ

データ・センターからOracle File Storageにアクセスする方法を教えてください。
Oracle File Storageは、すべてのOracle Cloud Infrastructureリージョンおよびアベイラビリティ・ドメインで使用できます。各ファイル・システムは選択した1つのアベイラビリティ・ドメインに物理的に配置されます。ファイル・システムへは、FastConnectと仮想プライベート・ネットワーク(VPN)を使用して、リージョン内のどこからでも、またはオンプレミスからアクセスできます

今回はオンプレミス環境の代替として、IPSecVPNでOCIとコネクション確立済みのAWSのEC2から、OCI上のFSSをマウントできることを確認してみます。

 

前提/準備

・検証に利用するFSSは作成済み
・FSSが所属するVCNとAWS(EC2)はlibreswanを利用してIPSec VPNによるコネクションを確立済み

それぞれの手順については下記ブログ記事を参照。
参考)
[Oracle Cloud] File Storage Serviceを作成してDBaaSからマウントしてみた
[Oracle Cloud] Oracle Cloud(DBaaS)とAWS(EC2)をIPSec VPN(Libreswan)で繋いでみた

 

手順

マウント元がEC2でも基本的に手順は変わらず、とても簡単です。

 

NFSクライアントのインストール(まだの場合)

 

マウント用ディレクトリ作成

 

FSSのマウント

FSSのIPアドレス(10.0.0.15)とパスを指定してマウント

 

ファイル操作確認(EC2から)

一般ユーザにてファイル操作できることを確認してみる。

 

ファイル操作確認(DBaaSから)

同じFSSをマウントしているOCI側のインスタンス(今回はDBaaSを利用)からも同じファイルが参照できることを確認。

⇒EC2から書き込みしたファイルを、OCI上のインスタンスから参照できることを確認できた。

 

おまけ:書き込み性能確認

AWSのEC2からddコマンドを利用して、OCIのFSSへ1Gbyteのファイルを書き込む際の性能(処理時間)を確認してみました。

なお、IPSecVPNのためインターネット回線の影響を受けるため値は参考程度ですが、今回は1Gbyteのファイル転送時間は約1分でした。

ちなみに、EC2のサイトは米国東部(Ohio)、OCIのサイトは米国東部(Ashburn)で確認しています。

 

 

参考情報

・マニュアル「Overview of File Storage」
https://docs.cloud.oracle.com/iaas/Content/File/Concepts/filestorageoverview.htm

・ファイル・ストレージ・サービスのFAQ
https://cloud.oracle.com/ja_JP/storage/file-storage/faq

 

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