[Oracle Cloud] Object StorageにCloudBerry Explorer Freeware for Amazon S3でアクセスしてみた |

本記事の目的

Object StorageにCloudBerry Explorer Freeware for Amazon S3でアクセスする手順のメモ。

Qiitaに画面ショット付きの分かりやすい記事が既にあります（参考情報に記載）が、設定項目が少し変わっていたので補足で作成。

せっかくなので東京リージョンにて確認。

設定手順

CloudBerryのインストール後、OCIのObject Storageへの接続には以下の画面にある設定項目を用意するだけ。

・Display name
任意の名前

・Service Point
<mynamespace>.compat.objectstorage.<region-code>.oraclecloud.comという形式で指定する。

mynamespaceは、OCIコンソール＞右上メニューのプロフィール＞tenancyより確認できる「Object Storage Namespace」を指定。
region-codeは、操作したいオブジェクト・ストレージがあるリージョンに対応するものを指定。東京リージョンなら「ap-tokyo-1」。

・Access KeyとSecret Key

該当のオブジェクトストレージへのアクセス権限のあるIAMユーザにて、オブジェクトストレージへのアクセスキーを発行する。

OCIサービスコンソール：Identity > Users > Customer Secret Keysにて作成。

Customer Secret Keysは作成時の１回だけしか表示されないので注意。

ちなみに、このメニュー項目は以前から少し変更されている。マニュアルにも書いてあった。

https://docs.cloud.oracle.com/iaas/Content/Identity/Tasks/managingcredentials.htm#Working2
Customer Secret keys” were previously named “Amazon S3 Compatibility API keys”. Any keys you had created are now listed in the Console as Customer Secret keys. You can continue to use the existing keys

・Signature Version

マニュアルのサンプルに記載がある通り、「4」を指定。

設定としてはこれだけ。

Explorerちっくにオブジェクト・ストレージが操作可能となります。