[Oracle Cloud] NTPサービス構成に関するメモ(DBaaS編)

本記事の目的

前回の記事にて、Oracle標準イメージのOracle Linux 7.xにて構築したCompute Instance環境では、時刻同期サービスであるchronyがデフォルトで設定されていることを確認しました。

次に、同じくOracle Linux7.xで構成されるDBaaS 19c環境でのchronyの設定状況およびインストール手順を確認してみました。

 

DBaaSにおけるNTPサービスの設定指針

OCI Database(DBaaS)の環境においても、以下のマニュアルに記載の通りNTPサービスの利用が推奨されています。

マニュアル「DBシステムの構成」-ネットワーク・タイム・プロトコル
https://docs.oracle.com/cd/E97706_01/Content/Database/Tasks/configuringDB.htm
より、

1ノードのDBシステムでNetwork Time Protocol (NTP)デーモンを実行して、再起動時にシステム・クロックを安定させることをお薦めします。 NTPデーモンに関する情報が必要な場合は、「RHEL/CentOS 7のNTP (Network Time Protocol)サーバーの設定」を参照してください。

2ノードのRAC DBシステムの両方のノードでNTPを構成して、ノード間の時間を同期することをお薦めします。 NTPを構成しないと、Oracle ClusterwareはCTSS (Cluster Time Synchronization Service)を構成して使用します。クラスタ時間は、時間同期にNTPを使用するアプリケーションと同期していない可能性があります。

ちなみに、上記マニュアルではNTPDデーモンへの設定手順へのリンク(しかも謎のブログ記事?)が貼られていますが、先の記事に記載した通り、今後はchronyの利用が推奨となるはず。

 

DBaaS環境へのchrony設定

以下の記事で紹介した通り、DBaaSでDBバージョンを利用した場合はOSはLinux7.xベースとなります。

[Oracle Cloud] Oracle Database 19c on DBaaS(VM) Now Available!!

 

が、Compute Instanceの場合と異なり、DBaaSの場合はLinux7.xベースの環境においてもchronyはデフォルトで設定されていませんでした(残念!)

※2019年8月時点での確認結果であり、今後変わる可能性あり(と期待)

 

というわけで、手動でchronyをインストール&設定してみました。

 

環境

 

パッケージインストール

 

設定ファイルの確認&変更

⇒NTPサーバとして外部サーバが設定されている
⇒Compute Instanceのデフォルトと同様、stepモードが有効となっている

 

ここでは以下の動作となるよう設定ファイルを修正します。
・NTPサーバをCompute Instanceと同様に「169.254.169.254 」のみを指定
・時刻同期モードをslewモードへ変更

修正箇所抜粋

 

chronyサービス起動&ステータス確認

⇒起動成功

 

 

同期NTPサーバの確認

 

 

トラッキング情報の確認

 

 

DBaaSのデフォルト状態(2019/9/3追記)

DBaaSのデフォルト状態ではntpdが有効化されている状態なので、そのままntpdを利用することも可能です。

以下、chronyインストールを試したのとは別の環境ですが、DBaaS環境での確認結果↓

パッケージ確認

⇒デフォルトでntpdの方はインストールされている。

 

起動ステータス確認

⇒デフォルトで起動

 

NTPサーバ確認

⇒「169.254.169.254」と同期

 

起動オプション確認

⇒slewモードは付いてない。

 

 

参考文書

・平成29年(2017年) 1月1日(日) に挿入される うるう秒に備えて 

 

 

おまけ

 

 

 

 

以上

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