[Oracle Cloud] OCI Database(DBaaS)にCLIを設定してみた

本記事の目的

前回の記事では、OCI ComputeにCLIをインストール・設定する方法を紹介しました。

DBaaSの場合は、少し癖があったのですが無事に設定できたので、同じくCLIを利用できるまでの設定手順を紹介してみます。

なお、本記事ではOCI上のDatabaseサービスを(以前のDBCSと区別するため)DBaaSと呼んでいます。

 

 

サマリー

もしかしたらプロビジョニング構成によって違うかもですが、私の環境では以下のようなハマリポイントがありました。

  • 必要なパッケージが足りないので、デフォルトの状態だとQuickインストールが失敗する
  • パッケージの追加インストールのためには、yumリポジトリの構成が必要
  • pipをインストールするためにeasy_installを利用する手順となっているが、デフォルトでは利用できない

上記を考慮しつつ、必要パッケージを導入していくことで、最終的にはQuick Installでインストール成功しました。

注意(2019/5/12追記)

本ブログ記事では、あくまで検証用途として独自の手順でyumを操作していますが、DBaaSでOSのアップデートは規定の手順に従って行う必要がある旨がマニュアルに記載があるので注意してください。

Updating a DB System
This topic includes information and instructions on how to update the OS of a bare metal or virtual machine DB system.
Warning
Review all of the information before you begin updating the system. Updating the operating system through methods not described on this page can cause permanent loss of access.
Always back up your databases prior to updating your DB system’s operating system.

 

検証結果

検索性も考慮して、エラーメッセージや調査経緯も含めて記載。

 

環境確認

DBaaS VM環境

 

Quick Install

⇒上記のようなエラーが出て、Quickインストールに失敗。

同様事象を探したが、バッチリの情報は見つからなかったので、手動インストールで試してみました。

 

手動インストール

手動インストールの流れは以下の通り。Quickインストールに比べるとステップが多い。

Step 1: Installing Python
Step 2: Installing and Configuring virtualenv
Step 3: Installing the Command Line Interface

まずは、以下のStep1の内容を順に実行していく。
Step 1: Installing Python
sudo yum install gcc libffi-devel python-devel openssl-devel
sudo easy_install pip
curl -O https://www.python.org/ftp/python/3.6.0/Python-3.6.0.tgz
tar -xvzf Python-3.6.0.tgz
cd Python-3.6.0
./configure
make
sudo make install

※後述の通り、最終的にはこのStep1さえ実行してしまえば、残りはQuick Installの再実行で省略できました。

⇒上記3つのパッケージが見つからない?

 

⇒インストールされていない。

 

⇒gccはインストールされている。

 

⇒個別で指定してもNG

 

⇒yumリポジトリが構成されていない!

 

OCI : How to configure yum Repository in OCI Instance (Doc ID 2444552.1)

上記記事を参考に、yumリポジトリを構成してみる。

⇒yumリポジトリが利用可能に。

 

・必要パッケージの再インストール

⇒今度は成功。

 

 

pipのインストール

⇒今度はeasy_installが見つからないエラーで、pipがインストールできない。

 

easy_installはpython-setuptoolsパッケージを入れると使えるようなので、試してみる。

⇒pipインストール成功

 

pythonインストール

ここは特に問題ないので実行結果は割愛。

 

Quick Installの再実行

必要パッケージさえあれば、Quick Installが成功する?と思い、試したところ無事にインストール成功。

⇒インストール成功!

 

ociバージョン確認

⇒バージョン確認しようとすると、上記メッセージが。まだ問題が?!

 

⇒環境変数LANGを設定したところ、無事にバージョン確認成功。

 

あとは、OCI Computeと同様にOCI configで設定すれば利用可能となるので、割愛。

 

ようやくDBaas環境へのCLIインストール&設定が完了。

 

※次はCLIコマンドを触ってみた記事を書く予定。

 

参考情報

・Command Line Interface (CLI)
https://docs.cloud.oracle.com/iaas/Content/API/Concepts/cliconcepts.htm

・[OCI]: How to Install and Configure Command Line Interface For Oracle Cloud Infrastructure In Linux (Doc ID 2432759.1)
https://support.oracle.com/knowledge/Oracle%20Cloud/2432759_1.html

・OCI : How to configure yum Repository in OCI Instance (Doc ID 2444552.1)
https://support.oracle.com/knowledge/Oracle%20Cloud/2444552_1.html

 

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