本記事の目的
Oracle Cloud Infrastructureの認定資格の一つである「Oracle Cloud Infrastructure 2020 Cloud Operations Associate 認定資格(1Z0-1067-20)」を先日受験して無事合格できました。
本認定資格の獲得を目指す方の参考になるよう恒例の「試験対策ガイド」ぽい記事を書いてみます。
なお、OCIの認定資格の種類に関しては、「[Oracle Cloud] Oracle Cloud Infrastructure Certification/認定資格情報」の記事にまとめていますので、合わせて参照ください。
試験の概要
- 試験名
- Oracle Cloud Infrastructure 2020 Cloud Operations Associate
- 試験番号
- 1Z0-1067-20
- 前提資格
- なし
- 試験時間
- 85分
- 出題数
- 55問
- 合格ライン
- 70%
詳細は以下の公式情報を参照ください。
・Oracle Cloud Infrastructure 2020 Certified Cloud Operations Associate
ちなみに、同ページに「This certification retires on 30-Jun-2021. The 2021 certification will be released in April 2021.」と記載されているので、これから受験を検討されている方は2021年版を待っても良さそうです。
受験感想と試験対策のポイント
※実際に受験した上での感想ですが、あくまで個人の意見である点を踏まえて、参照ください。
サマリ
- Operationsと名がついてるが、コマンドを問う問題ばかりというわけではない
- Architect Associate試験で問われるようなアーキテクチャ問題も多数出題
- 決して簡単な試験ではないが、しっかり準備して、運も味方にすれば(?)、合格間違いなし!
実際にやった試験対策
試験対策はいつもと変わらず。
まずは以下サイトにある公式の模擬問題(30問)をやって出題傾向を確認。
・Manage OCI Operations (Associate)
※試験範囲を詳細に解説する研修動画も公開されています(日本語字幕付き)
不正解分野を中心に、マニュアルや実機での確認をして知識を補い、模擬問題は全て理解できるまで繰り返す。
あとは、Webに転がってる模擬問題にも取り込み、出題傾向を予測して対策。
ちなみに、自分の場合の試験対策期間は約一か月。
年末年始の休みに初めて模擬問題を解いて、その時点の正解率が5割程度。そこから時間がある時に上記対策を行っていき、1月末に無事合格できました。
他のOCI資格試験とも出題範囲が被ってるところも多いので、まとめて合格を目指すのがお奨めです。
試験対策キーワード
網羅性の保証はありませんが、以下のようなキーワードの中身は抑えておくと合格に近づけるかも?
- IAMポリシー構文の理解
- OCI CLI構文の理解、初期セットアップ手順
- Object Storageを操作手順、ライフサイクルポリシーの理解
- OCI Auditの理解、CLIでの確認方法、ダウンロード方法
- モニタリングサービス、Monitoring Query Language (MQL)構文の理解
- アラート、Notififationサービスの理解
- コンソール接続の理解
- コンパートメントの理解
- OCIの課金管理関連機能の理解、コストトラッキングタグ
- OCIへの接続方法の理解、FastConnectとIPSecVPNの違い
- AutoSalling機能の理解、インスタンス追加削除のルール
- トラフィック管理サービスの理解
- Ansibleの活用
- Terraformの活用
留意事項
本記事は個人的な受験体験に基づいて記載したものであり、試験の合格を保証するものではありません。
試験の概要や条件・試験範囲などについては変更される可能性もありますので、最新情報については冒頭の公式サイトを参照ください。
本記事がOCI認定資格の獲得を目指す方の参考になれば幸いです。
Leave a Reply