
トラフィック管理ステアリング・ポリシー
- フェイルオーバー
フェイルオーバー・ポリシーを使用すると、回答をポリシーで提供する順序(例:プライマリおよびセカンダリ)を優先できます。Oracle Cloud Infrastructureのヘルス・チェックは、ポリシー内の回答のヘルスを判断するために利用されます。プライマリの回答が異常であると判断されると、DNSトラフィックは自動的にセカンダリの回答に渡されます。 - ロード・バランサ
ロード・バランサ・ポリシーを使用すると、複数のエンドポイント間でトラフィックを分散できます。
エンドポイントに同じ重みを割り当てて、エンドポイント間でトラフィックを均等に分散したり、カスタム重みを比率ロード・バランシングに割り当てることができます。 - ジオロケーション・ステアリング
ジオロケーション・ステアリング・ポリシーは、エンド・ユーザーの場所に基づいて、DNSトラフィックを異なるエンドポイントに分散します。
顧客は、開始元の大陸、国または州/地域(北アメリカ)で構成される地理的なリージョンを定義し、リージョンごとに個別のエンドポイントまたはエンドポイントのセットを定義できます。 - ASNステアリング
ASNステアリング・ポリシーにより、自律システム番号(ASN)に基づいてDNSトラフィックを調整できます。
特定のASNまたはASNのセットから発生したDNS問合せは、指定のエンドポイントに渡すことができます。 - IP接頭辞ステアリング
IP接頭辞ステアリング・ポリシーでは、顧客は、開始元の問合せのIP接頭辞に基づいてDNSトラフィックを制御できます。
⇒カナリア・テストなどで利用。
参考情報
Speaker Deck
Oracle Cloud Infrastructureドキュメント
Leave a Reply